京都観光旅行で行くべき、混雑回避の定番チョイずらし

私は、京都市で過ごした4年間で100箇所の神社仏閣を訪れたので、ある程度の知識は持っています。とはいっても、京都の観光名所を分かりやすくまとめた記事はインターネット上に溢れ返るほどあるので、今回は、混雑が苦手な方にオススメな3つの「定番チョイずらし」を紹介します。

  1. 祇王寺
  2. 法然院
  3. 上七軒

祇王寺

祇王寺は、京都市内で、私が最も気に入ったお寺です。足を踏み入れたら全てが見渡せてしまう程にコンパクトですが、京都市内に苔の名所は数多くあれど、祇王寺ほどに心休まるお寺はないのでぜひ訪れて頂きたいです。あまりに整った庭は庶民には落ち着かないので、その点、祇王寺は丁度良いのです。

法然院

法然院は、市街の端の端、東山の麓にあるのですが、山と一体になっていて自然からのマイナスイオンを感じるお寺です。白川通の東、法然院の周辺の一体には住宅街が広がっているのですが、なんとも京都らしい雰囲気を持っているので、もう一度京都に住む機会があるのならばこの辺りに住みたいと思っています。

上七軒

上七軒は京都最古の花街で、京都の中で最も風情ある街です。しかし、祇園界隈と比べると圧倒的に観光客が少ないので、人混みが苦手な方には是非とも訪れて頂きたい名所です。夕方以降だと舞妓さんを見かけることもあります。

祇園界隈は時間をチョイずらし

最後に余談ではありますが、二年坂、産寧坂界隈は、訪れる時間を「チョイずらし」することをオススメしたいです。この辺りは路地が狭いので、日中は京都にいるのかテーマパークにいるのか分からなくなりそうな程混んでいます。

一方、早朝か夕方以降に訪れれば、当然お店は全部閉まっていますが、なんとなく昔の京都はこんな景色であったのではないかと思われてくるのです。言うまでもありませんが、深夜なんかに訪れたら幽霊に遭遇するでしょう。