茶色の革靴とベルトの色合わせ

神は細部に宿る

茶色の革靴を選ぶ際、ただでさえ値段やデザインの制約があるのに、ベルトとの色合わせまで気にすると選択肢がかなり減ってしまう。同じような経験をした人も少なくないだろう。そんな時は思い切ってベルトも購入するのがおすすめである。

そもそも、革靴と一緒でベルトも革製品なのだから、中2日くらいで使うのが望ましい。ベルトと鞄の取っ手がボロボロのサラリーマンが残念だとB.R.CHANNEL Fashion Collegeで寺田有希さんも言っていた。

私は茶色の革靴を3足履いている。それらは少しずつ色が違っていて、コニャック、ブラウン、ダークブラウンの“3色”である。すると必然的にベルトも3本必要になる。確かに、ブラウンのベルトとダークブラウンの革靴を合わせられないこともないのだが、色味を合わせると本当に段違いに決まる。これは実際に試着して頂けばよく分かる。

私は、上記の3色とブラックの合わせて4本のベルトを持っており、ブラックとブラウンは万双、コニャックとダークブラウンはFelisiのものである。以前も紹介したが、万双はオーダーベルトなのでディテールまでこだわることが出来るし、革の種類も豊富である。

一方、FelisiのベルトはどちらもBEAMSの別注で、万双のオーダーベルトよりも価格が高いのだが、イタリア製なだけあって、万双のベルトよりも上品さ(色気)がある。品質は万双のほうが高いだろうが、Felisiが私のおすすめだ。