年収500万円の港区賃貸探しを考える

港区の賃料は高い

私の年収485万円です。これに残業代とボーナスが加わるのですが、毎月安定的に手元に残るのは315,000円です。そんな私の部屋探しは都内1K(1R)、家賃103,000円から始まりました。

手取の30%は95,000円ですが、都心に住みたいと考えていたので、さすがに100,000円以上は必要だろうと考えていました。そこで、前職と同じ生活水準を維持できる金額を設定したのです。

前職は給料こそ安かったものの、福岡に1年2か月、神戸に2か月の転勤生活中はずっと、会社が用意したマンションに住んでいたため、社会に出て以来、家賃を払ったことがありませんでした。

毎月212,000円の手取りを一切貯金せず全て紳士洋品に使っていたので、今後もこの水準の生活を維持するためには、新しい収入の中で、家賃を103,000円以内に抑える必要があったのです。

ところが、ご存知の通り都内中心部で探すと、1Rでも103,000円ではなかなか物件がありません。そこで、次に考えた基準が、手取収入の30%に家賃補助全額を足した110,000円でした。

わずか7,000円のアップですが、110,000円になると、新宿区や渋谷区でかなりグレードの高い分譲賃貸を借りることができるようになります。駅によってはオフィスへも好アクセスです。

そんなある日、いつものようにSUUMOで物件を眺めていると、東麻布にある東京タワービューの物件を見つけてしまったのです。この物件の賃料が126,000円でした。手取りの40%です。

港区で日々の生活に刺激を

以来、手取りの40%が基準になってしまいました。126,000円だと、前職より可処分所得が減りますが、港区の高級住宅街に住んで、今までのような退屈な日常を脱したいというのが現状です。

とはいえ、物件を探すのは困難を極め、たまに見つかる優良物件は即日埋まってしまいます。私は内見しないで部屋を決めることはできないのです。果たして私の理想の物件は見つかるのでしょうか。