福岡で見つけた“麗しき黒髪の乙女”の話 2

プロローグ

拝啓 私の憧れの先輩。今日は会社には来られませんでしたが、お加減大丈夫でしょうか。私昇進しました。そんなことより、この度、BONMACのコーヒーミルを買いました。いつ試しに来られますでしょうか?

先輩との共通点

私が先輩と仲良くなったきっかけはコーヒーだった。福岡に来たばかりの頃、現場にいる面倒見の良い役職者が、転勤祝いにスターバックスのギフトカードをくれた。その人とコーヒーの話で盛り上がっているのを先輩が聞いていたのだ。先輩はかなりのコーヒー通である。

多少、コーヒーを飲む習慣があった私は、引っ越しの際、実家で使われていなかった手動のコーヒーミルを持ってきていた。そこで、貰ったギフトカードで豆を買い、飲む直前に挽いてみたら結構美味しかったのだ。福岡がコーヒーの町であることを転勤の飛行機の中で知った私は、スペシャリティコーヒーのお店に何回か足を運んだのだが、それ以上に家でコーヒーを飲むことに凝るようになった。

BONMAC BM-250M

コーヒーミルを買おうという思いは、コーヒーに凝り始めてすぐに浮かんだ。最初は10,000円以下で買うことができるものを考えていたのだが、気が付いたらBONMACに行き着いた。ナイスカットミルのように高いわけではない上に評判が良かったのが理由だが、一番気に入ったのは、フィルターに直接粉を出せることである。10,000円弱のミルはプラスチックのケースに挽いた豆が出てくるのだが、静電気で豆がケースに残るらしい。

今日、会社から帰ると宅配ボックスに届いていたので、早速開封し、このブログを書きながら2回飲んでみたのだが、美味しい(気がする)。粉の粒は明らかに揃っており美しい。噂通り静電気はあるが、色々と対策があるようなので少しずつ試してみようと思う。それにしても、手で挽かなくて済むのは良い。

エピローグ

せっかく新しいコーヒーミルを手に入れたのだから、“コーヒー仲間として”先輩を家に招待しなくてはいけない。そういえば、コーヒーショップに一緒に行く約束をしたが、“コーヒー仲間として”なら二人で行くことは叶うだろうか。次会った時に聞いてみよう。これを読んで可哀想な奴と罵る底抜けの阿呆があるかもしれない。しかし、恋愛対象はマッチングアプリに溢れているが、格好良い憧れの先輩はそういるものではない。