新卒1年目の私の茶色の革靴遍歴

社会人になって1年目の1年間で、私は茶色の革靴を5足も購入した。ここで一度振り返っておこうと思う。

色々あった5足

初めて買ったのはアシックスウォーキングのストレートチップ(20,790 円)だった。気に入っていたが、サラサラとした独特な革質の靴は擦れに弱かった。私は踵を反対の内側に擦るのだが、擦った部分の色が抜けてしまったのだ。コンシーラーで補修しようと試みたが色が合わず、シミのようになってしまった上に、肝心の色抜けは消えなかった。

続いて、当ブログにも書いた三越伊勢丹限定モデルのREGAL(30,800円)を購入した。これは現在も気に入って履いている。例によって擦れがひどく、黒い斜線が何本も内側に付いてしまう大惨事を経験したが、非常に有能なクリーナーのおかげで現在も愛用している。洗浄力が強いので色落ちがあるが、手入れのたびにクリームで色を入れながら経年変化を重ねている。

3足目は同じくREGALのストレートチップ(18,480円)を購入した。スコッチグレインを買いに出掛けたのに、全く違う靴を買って帰ってきた問題回だったが、これは失敗だった。安さに惹かれて買った初めてのガラス靴は輝こそは美しかったが、擦れが入ると修復不可能なのだ。かなり勿体無いことをしたが勉強になった。

4足目は帰省のついでに銀座の阪急メンズTOKYOでYANKOのストレートチップ(35,800円)を買った。Jalan Sriwijayaが欲しかったのだが木型が足に合わず、見切れないほどの品揃えの中から選んだ。ウイングの装飾が入ったかなり洒落た靴を買った。

最後は、ビームス博多でBerwickのタッセルローファー(33,000円)を買った。休日にも使えるローファーは男の格を上げてくれる気がする。これで茶色の革靴が3足揃ったので、一週間を回すことができる。

茶色い革靴と靴下

私は五本指ソックスしか履かないのだが、UNIQLOがブラックしか取り扱わないものだから、しょうがなくどんなスーツを着ている時も靴下はブラックだった。ところが、ふと思い立ってTabioを見てみたら案の定、アッサリ出てきた。ブラウン、ネイビー、グレーを2足ずつ買って試したが、特に茶色の革靴を履くときは、靴下をブラウン、ネイビーにすると段違いに決まった。

茶色い革靴の内側の擦れ

先述の通り、歩いているときに靴の内側同士が擦れると茶色の場合、黒い線になってしまう。これはソールが擦れた時に付いてしまうものだが、普通のクリーナーではまず取れない。MISTER MINITで取れないと言われた時は絶望したが、インターネットで調べて見付けたのが、トーエー スペシャルクリーナー リモネンである。

こちらのクリーナーを使ったところ黒いスレは完璧に消えた。ところが、懸念してはいたが、洗浄力が強く色が落ちてしまった。こちらに関しては、クリームで色を入れて行きながら経年変化させれば綺麗になると思うが、高い靴は靴磨き専門店に持ち込むことをおすすめする。

新卒1年目の散財も程々に

社会人1年目で138,870円も革靴に散財しているのは、家賃を全額会社に補助してもらっているためだ(ちなみに黒に関しては、就活の時に買った洋服の青山の2足を愛用している)。私にとっては身なりが仕事のモチベーションに影響するのでこれは投資の一環なのだが、2022年は多少貯金をしようと思う。