千葉県某所の和室広縁は気楽時代の書斎である 再

ここに戻ってくるつもりはなかった。私は、社会人男子が実家に暮らすことを良しとはしない。にもかかわらずここにいるのは不覚である。

大学院時代の後半、丸1年を私は実家の1階にある、和室の広縁で過ごした。その後社会人になり、すぐさま福岡に転勤、1年4ヶ月が経ち今年の8月に神戸に再び転勤していた。それからわずか1ヶ月後、転職エージェントで見つけた求人にエントリーし、あっさりオファーをもらった私は、東京に戻ることになった。ところが、貯金がなかったのである。そうして私はここに戻ってきた。

モニターやPCスタンド等をマイナーチェンジしたものの、ほとんど2年前と同じ光景である。貯金が貯まるまであと2ヶ月、ここで生活していくことになる。